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アルミニウムの特徴①
弊社製品の材料はアルミADC12です。
アルミニウムには多くの特性があり、その特性を活かし現在多くの産業で活用されています。以下代表的な特性の説明と活用範囲の一例です。
「軽さ」
アルミニウムの比重は2.7です。鉄の比重が7.8、銅が8.9なので約1/3の軽さです。その軽さゆえに様々な分野でメリットを生みだします。自動車産業などエネルギーを動力へ変換させる分野では、省エネルギーで動力を維持、向上させるという目的でアルミニウムは多く使われています。
「加工性」
アルミニウムはローラーによる引伸ばし加工や、押出成形、切削加工など様々な加工を施すことができます。そのためアルミ箔やアルミサッシ、または自動車部品や精密加工品などの様々な形へと加工され多くの分野で使われています。
「熱、電気の伝導率」
熱伝導率は鉄の約3倍です。この特性を活かし鍋やヤカン、熱交換機(ラジエーター)、冷暖房装置、また飲料缶などに使用されています。また、プラスチックやゴムの成形用金型などの新分野にも使われています。
電気伝導率は銅の60%ですが比重が約1/3なので、同じ重さの銅に比べて2倍の電流を通すことができます。電気の送電線などもアルミニウムで、現在では高電圧の送電線の約99%に採用されるとともに、導体(板・管)などに広く使われており、エレクトロニクス分野での需要も大きく伸びてきています。
アルミニウムの特徴②へ続く・・・